カーニバルや観光でバイーア州に訪れるようと思っている人は、その前に麻疹(はしか)の予防注射を受けておこう。2007年2月現在、バイーア州では麻疹の感染被害が急増しており、その数は昨年から今年の1月30日かけて47件、これ以外にも麻疹だと疑われる症状が58件報告されている。この事態を受けサンパウロ州保健局は、現地滞在経験のあ
る人を除き、旅行者全員にワクチン接種を勧めている。バイーア州はこれに対し、状況はコントロールされており問題はないとしているが、念のため対処しておくことに越したことはない。
サンパウロ州では、2000年から麻疹の感染例は報告されておらず、保健局はサンパウロ州民がバイーア州で感染して帰ってくるというケースを懸念している。同局のクレリア・アランダ氏は「他州に拡大して手が付けられないような状況を防ぐためにも、(予防接種をして)免役を作っておくことはとても大切だ」と呼びかけている。
サンパウロ州では、各医療機関をはじめ、空港、バスターミナルでも予防接種が受けられる。幼児期に麻疹を経験している人でも免役がなくなっている可能性があると指摘する医師もいるので、「一度かかったから平気だ」などと思わずに注射しておくのがよいだろう。ただし、免役ができるまでしばらく時間がかかるため、予防接種は遅くても出発10日前には済ませておこう。