2006年11月27日
ペトロポリス(Petrópolis)

ミナス・ジェライス州に続くカミーニョ・デ・オーロ(黄金の道)を通る途中、ドン・ペドロ1世はこの土地で休憩を取っていた。ドン・ペドロ1世は、熱帯であるこの土地の気候をとても気に入り、ヨーロッパからの来客を招こうと、この地に宮殿を建てることを思いついた。この地域で休憩を取る際、ドン・ペドロ1世はパドレ・コヘーア農場を頻繁に訪れ、病弱だった娘のパウラの療養地として使っていた。残念ながら愛娘は10歳で亡くなったが、ペトロポリスはその後「帝政の町」へと発展していったのだった。
ドン・ペドロ2世もまた、この場所を大変気に入っていた。マル山脈の標高809メートルに位置し、アトランチカ森林に囲まれ、雨がたくさん降り、穏やかな気候を持つこの場所はさぞかし過ごしやすかったのだろう。
この町を知るには、歴史に触れることがとても重要だ。まずは、蔵書数13万冊、年間利用客数5万人を誇るガブリエラ・ミストラル市立図書館に行こう。
その次は、ドン・ペドロ2世が住んでいた宮殿の中にあ
る帝政博物館だ。ここには、実際にドン・ペドロ1世と2世が使っていた冠や金の権
杖(けんじょう)など、当時の遺産が展示され、皇后の部屋、宝石部屋、ドン・ペドロ2世の部屋などもそのままの形で残っている。歴史遺産として認定されているクリスタル宮殿、舞台美術家ハリウッド・ドロス・ドラパーによってデザインされたキタンジーニャ宮殿、イザベル妃の家、サントス・ドゥモント博物館にもぜひ訪れよう。
買い物も楽しみのひとつだ。テレーザ通りにある青空ショッピングでは、服やアクセサリーが卸値で手に入れることができる。ビンジェン地区には家具、紙、布など、イタイパバ地区には陶芸、手芸、アンティークなどを扱っている店が多いのでチェックしておこう。また、イタイパバ地区には日本食を含む様々なレストランがあるので、ここで食べ歩くのもいいだろう。
買物だけでは物足りないという人にはアウトドア。サイクリング、ロッククライミング、登山、トレッキング、釣りなど、ここでは思いつく限りの自然遊びが楽しめる。