2006年11月1日
カーボ・フリオ(Cabo Frio)

リオ・デ・ジャネイロ市から148キロにところに位置する町。「色の町」と呼ばれるだけあって、モニュメントが放つイルミネーションや季節の移り変わりが残す色彩は、目を見張るものがある。町は、春になると緑色に支配され、夏になると黄色が目立ち始める。そうかと思えば秋には百合色が広がり、冬には青色で覆われるという具合に季節ごとにはっきりとした違いが出る。

ビーチ、島、砂丘、運河など、自然に触れるのに最高の場所でもある。町が観光遺産の保護に全力をあげていることから、各スポットで整備が行き届いている。
文化スポットもちゃんとある。フォルテ・ビーチにある市立劇場がその代表で、チコ・アニシオ、ナタリア・チンベルギ、ゼゼ・モタなど大物アーティストの公演が行われる。カーボフリオで文化の醍醐味を堪能したければ、まずここに行くべきだろう。

野鳥に興味があれば、ドルミトリオ・デ・ガルサスに足を運ぼう。サギの生息地となっているマングローブ林は、心無い人のゴミ捨て場と化しており、絶滅の恐れもあるこの生き物を救おうと自然保護プロジェクトが実施されているという苦い現実がある。もしかするとここでサギの生活を観察できるのも今だけかもしれない。

カーボフリオを訪れたら、イタジュル運河からのサンセットだけは忘れずに見てもらいたい。ここは掘り出し物で溢れる手芸品市が開かれる場所でもある。歴史に興味があれば、フランス軍、イギリス軍、オランダ軍の攻撃を防ぐため17世紀にポルトガル人によって建てられたサン・マエウスの要砦、イルミネーション豊かなフェリシアーノ・ソドレ橋、アラルアマ運河開通とともに建設され、風や波の影響で今ではすっかり傾いてしまった天使の像などを見てまわろう。シーズンオフには、毎年フォルテ・ビーチで大物ミュージシャンを招いて野外コンサートが行われるので、時期を外してくるのもまたいいかもしれない。
リオデジャネイロ州観光局ホームページ:www.turisrio.rj.gov.br