サントス(Santos)
サンパウロ市から85キロのところにある沿岸都市。ビーチだけだと思われがちだがとんでもない。コーヒーの生産地、また、移民が到着した場所として長い歴史を持つほか、文化や政治が残した多くの財産が眠っている。
コリセウ劇場(Teatro
Coliseu)
コリセウ劇場は1909年に設立され、その後売却されたものの1924年に再び市民に開放された。長い歴史の中でバレエのショーや映画の上映などを行い、栄光と挫折の両方を経験している。1997年にはサントス市が実施した再活性化プロジェクトの下、改装され、イタリア人アーティストのアドルフォ・フォンザーリによる飾り付けが施された。
住所:ジョゼ・ボニファシオ広場(Praça José Bonifácio)。
コーヒー取引所(Bolsa de Café)
コーヒー博物館がある4階建てのビル。博物館内には証券取引所顔負けのコーヒー取引所が当時の面影を残したまま保存されている。また、ビル内には実際にコーヒーが飲めるカフェテリアや講座を実施するコーヒー準備室、図書館、レストランなどが完備されている。1981年に文化財に指定され、1997年に再活性化プロジェクトの下で改装工事が行われ、1998年にリニューアルオープンした。
住所:Rua XV de Novembro nº 95
電話:(13)3219−5585
営業時間:火〜土(9時〜18時)
日(10時〜18時)
入場料:大人4レアル、子供・学生・高齢者2レアル、5歳未満は無料
ホームページ:www.museudocafe.com.br
アレグラ・セントロ(Alegra Centro)

1980年代、中心街にある多くの建物が文化財に認定された。この一帯の広場、建物、道路などは新しいものから古いものまで様々な特徴を持っている。それらを含め、中心街は再活性化プロジェクトの下、2000年、大々的にリフォームされた。その時名づけられたのがアレグラ・セントロだ。リフォームの際には古い建物を再利用し、歴史文化的観光業を通じて経済を活性化させようといった運動が起こった。その結果、現在ではレストラン、バー、ナイトクラブなどの娯楽が大変充実している。
ホームページ:www.alegracentro.com.br
アルチ・サクラ博物館(Museu de Arte Sacra)
1981年、昔のサンベント修道院だった場所に設立された博物館。館内は6つのスペースに別れており、展示物は400点を超える。図書館には2500冊の資料があり、歴史および地理の研究に利用する人も少なくない。
住所:Rua Santa Joana D'Arc, nº 795.
電話番号:(13)3219-2898
開館時間:火〜日(14時〜17時30分
入場料:大人3レアル、学生1レアル、65歳以上の人は無料。
イトロロの泉(Fonte do Itororó)
昔、市民の水飲み場として利用されていたが、現在では友人や恋人同士の待ち合わせ場所になっている。人気スポットであることから、ブラジル音楽の歌詞の中に登場することも多い。長い間放置されたままだったが、2001年にアーティストグループNOAによって改築されたほか、やはり市の活性化プロジェクトの対象になった。
場所:Ladeira Monsenhor Moreira(モンチ・セラッチから徒歩で行くことができる)
路面電車(Bondes turísticos)

1871年に完成した路面電車。昔はロバを使って食料、商品、人を運んでいたが、やがて現在のマルケス・デ・エルバル通りに当たるペーニャ通りに最初の路面電車駅が登場した。その後、交通エンジニア公社との協力の下、市が観光目的の路線を設置。線路は今年中にも現在の1700メートルから5000メートルに拡張され、市内の重要観光スポット巡りを可能にする。
営業時間:火〜日(11時〜17時)
出発地:マウア広場Praça Mauá
料金:50センターボ
電話番号:(13)3201-8000。
ブラス・クバスのモニュメント (Monumento a Brás Cubas)

イタリア人アーティスト、ロレンソ・マサによって創られた大理石のモニュメント。ブラス・クバスとはサントス市の設立者であり、ブラジルで初めて慈善病院を建てた人でもある。
場所:レプブリカ広場Praça da República
デゼノーベ・デ・ノベンブロ通り(Rua XV de Novembro)

1920年代には住宅地だったこの通りは、その後「コーヒーの商業通り」いわばブラジルのウォールストリートとなった。サントスのコーヒー輸出によりサンパウロ州は一気に潤い、経済は伸びに伸びた。現在、ブラジルから海外に輸出されている製品はコーヒーだけではないが、依然としてサントスから世界に出て行く製品は多い。この通りも活性化プロジェクトの影響を受け、現在ではオフィス、バー、レストランがひしめいている。2001年からは毎週金曜日のハッピーアワーに必ずバンド・ライブが行われている。