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カンポス・ド・ジョルダォン

カンポス・ド・ジョルドン (Campos do Jordão)

  標高約1700メートル、マンチケイラ山脈の中心にあるこの町に着くと、一瞬ヨーロッパにいるかのような錯覚に陥る。ブラジルのどこの町とも似つかない美しい景色、山々に囲まれた独特の雰囲気を持つこの町はブラジルの中でも指折りの観光地だ。

  4つの季節がはっきり分かれ、ポストカードに出てくるような風景が一年中目の前に広がるのもここの特徴だ。冬に入ると温度は0℃以下に下がるものの、何百万人の観光客が音楽や景色を目当てに集まるのも、サンパウロ州公式イベント「冬祭り」が行われる冬期だ。観光業が主な収入源であるだけあって、カンポス・ド・ジョルドンには70以上のホテルや宿があり、レストラン、カフェテリア、洋菓子店の数は50を超える。現代的なショッピングセンター、最高級ホテルは娯楽と休息を求めてやってくる観光客の望みをかなえてくれる。

  また、観光客を満足させる設備が整っていると同時に、町を支える経済システムも確立されている。1960、70年代にはセーターなどの冬着の生産が活発化し、その質の高さからブラジル国内のみならず、海外市場でも成功を収めている。チョコレートの製造も盛んに行われており、シーズン中のお土産品の生産量、需要も高い。

  ここで買物をするなら、多くのレストラン、洋服屋があるビラ・カピバリ地区へ行くのがいいだろう。ビラ・アベルネシア地区に場所を移せば銀行、スーパー、オフィス、市場、学校、役所、病院などがある。

  観光をするなら、橋、滝、公園、美術館などがお勧めだ。また、ケーブルカーやリフトで丘に上るのもいいし、足漕ぎボートで湖を散歩するのもいい。電車に乗って2時間かけてレイーノ・ダス・アグアス・クラーラスやサントアントニオ・ド・ピニャルなどの水浴場に行くのもいいだろう。

カンポス・ド・ジョルドンが最も美しくなるのは、緑、黄、茶、赤色に染まった葉が落ち始める秋期で、これらの色が空の青さと重なった景色を目にすれば感動すること間違いなしだ。

  文化全般に興味のある人は、アルト・ダ・ボアビスタ地区にあるブラジルで唯一の野外美術館、フェリシア・レイルネル博物館(35万平方メートル)に足を運ぼう。冬祭りの会場クラウジオ・サントーロホールもここにある。博物館には100を超えるフェリーシア・レイルネルの彫刻があり、単独芸術家の作品を収めた博物館はブラジルでもここだけ。

  アルト・ダ・ボアビスタ地区には、冬の間に知事が過ごす別荘用にとアデマル・デ・バッホスが建てたボアビスタ宮殿がある。宮殿には17、18世紀の高級家具備え付けの部屋が100以上あるほか、アンティーク、現題美術品など数多くの歴史的芸術品が並んでいる。

www.camposdojordao.com.br

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