2007年6月29日
【パン・アメリカン】ソフトボールの普及を願うマルシア・ミズシマ
ブラジルでは超マイナースポーツといってもよいソフトボール。プレーヤーのほとんどがマイノリティーの日系人ということもあり、ルールを知らない人も少なくない。それでも選手たちは人気スポーツと変わらぬ情熱を注ぎ、今日も練習に励んでいる。フォーリャ・オンラインは28日、ブラジルソフトボール代表で最も経験豊富な選手の1人、マルシア・ミズシマ選手のインタビューを掲載し、パンアメリカン(米州スポーツ競技会)を目前にした彼女の気持ちを伝えた。
ブラジルにおけるソフトボールが基本的に日系人がプレーするスポーツになっている理由についてミズシマ選手は「代表が基本的に日系人選手で構成されているのは、(ブラジルでは)ソフトボールはもともと日系コロニアのスポーツだからです。それでも将来的には色んな人たちにプレーしてもらいたい」と語り「野球でも非日系人の選手が多くなったようにソフトボールも私たちがもっと知られるようになれば、ほかの民族の人たちもプレーするようになると思います」と同種目の発展を期待している
ミズシマ選手は「(ブラジルの)ソフトボールはこれまでメディアに報道されたことがなかったけれど、昨年から少しだけパンアメリカンの種目ということで扱いが変わってきました。この大会がアピールする最高のチャンスだと思います」と、大イベントの出場を機に国内におけるソフトボールの普及を強く願っている。
しかし代表選手といえども、学問や仕事を持ちながら練習もこなしていくのがマイナースポーツの常。選手全員が集まって合同練習ができるのは週末だけだ。そんな状況に置かれながらもミズシマ選手は「チームは2年半もパンアメリカンのことだけを考えてきた。出場チームはどこも同じようなレベル。そのうえホームで戦える私たちにはサポーターが付いている。私たちにはメダルを獲れる可能性がある」と闘志を燃やしている。