【エルデル・ホリカワ/NB】マットグロッソ州カセレス市のウィルソン・マサヒロ・キシ市議(写真右)が5期目の任期中に辞職し、同州議に就任した。同州ではミゲル・ニノミヤ氏以来、16年ぶりに日系州議が復活した。
キシ氏の就任は期間限定。オタヴィアノ・ピヴェッタ州議が121日の休職を議会に申請、受理されたため実現した。ピヴェッタ州議の休職には、「個人の事情」およびブラジル日本移民百周年を記念する同州議の意向があ
った。キシ氏は昨年行われた州議会選挙で次点となっており、補充者の中では唯一の日系人だった。ブラジル日本移民の日であ
る6月18日に繰り上げ就任する予定だったが、それは実現しなかった。
州議就任を受けて、キシ新州議の政策課題は、同州の税制およびカサレス地方のインフラ整備を促進すること。州議は州南西部20自治体を代表する。州議はさらに、カセレス市における輸出促進地区(ZPE)の実現および現在州議会で議論されている州環境保護社会経済地域の設定に尽力する考えだ。
キシ氏は、ブライロ・マギ州知事の任期中の2003年から2004年にかけて、州スポーツ・レジャー局の主席補佐官を努めた。またキシ氏は現在、10月に行われる市長選挙において、民主(DEM)から立候補しているトゥリオ・フォンテス前市長の副市長候補として名を連ねている。