【NB編集部】リオデジャネイロ、サンパウロ、カンピーナスの各都市を結ぶ高速鉄道の予備計画が8月末までに国立経済社会開発銀行(BNDES)から発表される。同行のアルマンド・マリアンテ副社長とヴァギネル・ビテンコート・インフラ担当役員は6月末、松島みどり国土交通大臣を団長とする政府代表と会見、高速鉄道計画入札に対する日本側の関心を確認した。
同計画は、総距離550キロメートルを予定しており、BNDESは現在、各導入プロジェクトを調整している。ルートは各都市にあ
る空港を結ぶことに加え、サンパウロ州のサンジョゼドスカンポス市とリオデジャネイロ州レドンダ市の間に2駅を建設することしている。BNDESの広報部によると、公表される予備計画は、高速鉄道計画入札プロセスにおける各プロジェクトの研究、方針に対して基本的な情報を与えることになる。
日本政府は、事業認可と設備の供給のすべての入札に関心を持っている。リオデジャネイロ州交通局のジュリオ・ロペス局長によると、高速鉄道導入の投資額は110億から150億ドルと見積もられており、2009年前半に入札が行われる予定となっている。
6月には、東山グループの岩崎透代表、カワサキ・ド・ブラジルの渋谷吉雄社長、ブラジル三井の鈴木雅雄副社長らで構成されるグループがカンピーナス市のオリベイラ・サントス市長に日本のプロジェクトを紹介してした。サントス市長は、ブラジルにおける高速鉄道導入プロジェクトは連邦政府、州政府、市の実質的な参加によって成功すると強調したうえで「特にカンピーナス・サンパウロ間のルートに関する交通システム入札決定の会合には参加したい」と話した。