サンパウロ市議会、百周年予算600万レアル
【シンチア・ユミ/NB】
日系議員を含むメンバーで構成されているサンパウロ市議会ブラジル日本移民百周年祭典特別委員会は、来年の百周年に向けた記念事業を発表した。同委員会は野村アウレリオ、羽藤ジョージ、神谷ウシタロウ、アントニオ・ゴウラルトの各市議で構成されている。委員会は事業予算を600万レアル(約3億7000万円)とし、市議会と共同でイベントに役立てられるよう話し合いを行っている。羽藤議員は「ジルベルト・カサビ市長が承認したのは、まだ300万レアルだ。市長はなかなか首を縦に振ってくれないが、我々はこれからも粘り強く交渉していく。祝典には、日系ブラジル人だけでなく、非日系人や海外からも多くの来賓を迎え、カーニバルやF1よりも多く動員するだろう。このイベントの規模ならば、市議会は3千万レアルの予算を出してもおかしくはない」と語る。
同市議は市の観光業者に対し、記念祝典をアピールすることも今後の課題だとしている。「他州からの観光客はもちろん、日本人観光客も大勢押し寄せ、ホテルはどこも満室になることは必至。それら観光客が使うお金はサンパウロ市を潤すだろう」(羽藤議員)。
ブラジル日本移民百周年記念協会執行委員会の松尾治委員長は、祝典には関係者をはじめ2000人の日本人が来伯すると予想する。「移民百周年事業のPRのため2度日本を訪問した際、各都道府県庁を訪れ、祝典に参加してもらうよう招待しました」(松尾委員長)。
市議会の百周年委員会は、祝典のほか、同委員会によって選出された20家族の表彰を企画している。羽藤議員によると各議員が5家族を選び、その功績を称え表彰するもので、表彰式は2008年の3月もしくは4月に行われる予定。
委員会では、百周年記念協会による、同時期に行われる日本週間のプレゼンテーションが行われた。