2007年8月2日
アジアカップはブラジルの勝利=イラク代表監督
インドネシアなど東南アジア4カ国共催で行われたアジアカップで、イラクを優勝に導いたブラジル人のジョルバン・ビエイラ監督は29日、アジア制覇はイラクの勝利でもあると同時にブラジルの勝利でもあるとコメントした。
BBCブラジルの電話インタビューに応じたジョルバン監督は「アジアカップは私が勝ったわけでも(決勝で戦ったサウジアラビアのブラジル人監督)エリオが勝ったわけでもない。ブラジルが勝ったんだ。なぜならアジアの王者を決める大会に2人のブラジル人が決勝まで進んだからだ」と話した。
1対0でサウジアラビアを下し、アジアカップ初制覇を手にしたイラク。母国では首都のバグダットを中心に優勝を喜んだ多くの国民が道路に出てこの日を盛大に祝った。
しかしここまでたどり着く道程は決して平坦ではなかった。ジョルバン監督が就任した当初、代表チームには同じイスラム教でもスンニ派とシーア派の選手がおり内部は分裂状態。さらに代表を率いるに当たって周囲から思うように信頼を得られないという壁にもぶつかった。それでもジョルバン監督はしっかりと結果を出し「国民、元コーチ、元有名選手など自分を批判する人は多かった。優勝はイラク代表がここまでやれることを信じなかったたくさんの人たちに対する答えだ」と胸を張った。