2007年5月22日
ペレ、サッカー界に横行する賄賂を批判
サッカーの王様ペレはこのほど、ルーラ大統領に対しブラジルサッカー界にはびこる賄賂撲滅に取り組むように求めた。エスタード・デ・サンパウロ紙の電子版が16日報じた。
「ブラジルは世界最高の選手を育てているが、ブラジル国内ではもはや世界最高のサッカーは見ることができない」とルーラ大統領が発言したことに対し、ニューヨークを訪れたペレは記者会見で「ブラジルにはレベルの高い大会があり、ブラジルサッカーのステータスは落ちていない」と反論した。
さらにペレは「ブラジルのトップ選手はブラジルではなくヨーロッパでプレーしている。ブラジルのファンは彼らの試合をテレビで見るためにお金を払わなければならない。この環境を変える必要がある」としたうえで「ブラジルサッカー界の大きな問題は、グラウンド内では世界最高なのに、経営面になるとまったくダメになることだ。サッカー界内に横行する賄賂は大きな問題だ」と苦言を呈した。
さらにルーラ大統領に対策を練ってもらいたいとの希望を明かしたうえで「(フェルナンド・エンリッケ大統領時代にはスポーツ大臣として)ブラジルサッカー界の運営をプロ化させるために精いっぱい努力してきた。フラメンゴのような中南米最大のサポーターを有するチームがコリンチャンスのように財政赤字を抱えているのはおかしい」と語った。