2007年4月27日
【格闘技】ホブソン・モウラが修斗を批判
ブラジル柔術連盟主催の大会に復帰したホブソン・モウラが、ブラジルのメディアのインタビューで日本の総合格闘技イベントの草分けである修斗を厳しく批判した。ここ3大会で、出場した柔術とグラップリングの全試合で勝利を挙げるなど、絶好調の彼が近況とともに伝えた。
質問(以下Q):米国で行われたグラップラー・クエスト(Grappler
Quest)で優勝しましたが、同大会について聞かせてください。
ホブソン・モウラ(以下R):とてもいい大会だったよ。サウロ・ヒベイロ、アンドレ・ガルボン、テレス、ルーカス・レイチ、マルセル・ロウザードなど、すばらしい選手が多く出場してレベルも高かった。僕は3試合したんだけど、全試合で一本勝ちができた。初戦はウリセス・ゴメスとで膝十字固めで勝った。準決勝はリックと戦ってギロチンチョークで決めて、決勝はウィルソン・ヘイスを足首固めで倒したよ。
Q:フロリダで行われたプラネット・サブミッション(Planet
Submission)という大会にも出場されましたが、同大会での試合はどうしたか?
R:アメリカントップチームのヘナト・タバレスとワンマッチで試合をしたんだけれど、8対0で勝ったよ。(柔術パンアメリカンを含めると)これでわずか1カ月間に米国の3大会で勝ったことになる。アブダビコンバットに招待されることを期待しているよ。
Q:3大会で勝利したことでアブダビ出場への可能性が上がったと考えているわけですね?
R:そう信じている。3大会とも米国では重要な大会だったから。それに良い試合もしたしね。アブダビコンバットには履歴書も送った。ハードに練習をこなしてきたから、もし出場できたらすごくうれしいよ。ただ出られなくてもしょうがない。アブダビに出場するという夢は持ち続けるし、もちろん練習も続ける。
Q:ブラジル柔術連盟(CBJJ)主催の大会に、あなたのチームであるノバユニオンが正式に復帰しましたが、それについては?
R:ノバユニオンは、柔術を普及するためにこれからブラジル柔術連盟とブラジル柔術オリンピック連盟(CBJJO)の両大会に出るべきだと思う。僕にとって復帰は最高のものとなったよ。優勝できたんだからね。
Q:いつからCBJJの大会には出ていなかったんですか?
R:最後に出場した大会は2001年だった。2002年はCBJJOの大会に出て、それからは総合格闘技に専念していた。その間、日本にも行ってベルトを賭けて試合したこともあった。ある意味、柔術から離れたことで休むことができたからよかったよ。子どものときから柔術の試合には出ていたから、いつも試合に出ないといけないというプレッシャーがあったんだ。だから柔術の大会から離れたことは自分のキャリアにとってすごくプラスになった。
Q:今年の柔術パンアメリカンはどうでしたか?
R:パンアメリカンは米国でとても重要な大会なんだ。それに今回は今までで一番良い大会だったとまで言われている。たくさんの好試合があったし、観客も増えている。黒帯の試合は楽な試合なんてなかった。優勝できた人は、僕も含めてみんな運が良かった。
Q:米国に来てどれくらいになりますか? もうパンアメリカンで優勝するような生徒を育てましたか?
R:米国はもう2年になるよ。最初は、言葉や食べ物など、生活一般のことが大変だったけど、今はもう大丈夫。僕の道場もすごくうまくいっている。米国の人も日々柔術を好きになっていっているし、今年のパンアメリカンに出場した生徒も何人かいる。だけど優勝はできなかった。来年はもっといい結果が出ると思うよ。
Q:柔術のムンジアル(世界大会)に出場するつもりですか?
R:ムンジアルもコパドムンドも出場しようと思っているけれど、総合格闘技の試合によっては分からない。柔術に復帰したからには優勝したいし、そのためにはかなり努力をしないといけない。厳しい試合が多いとは思うけど、きっと優勝するよ。
Q:ムンジアルが今年初めて米国で開催されますが、米国の柔術家たちはどのような期待を抱いていますか?
R:彼らはよくムンジアルについて話をしているよ。自国で開催されることにとても感激している。今年のムンジアルは、選手のレベルも含めて過去最高の大会の一つになると思う。
Q:現在、修斗との関係はどうなっていますか?
R:正直言って自分でもどうなっているのか分からないんだ。最後の試合から修斗は僕だけじゃなく総合格闘技業界全体に対して、あのイベントが日本人のためにあるということを進めてきた。彼らは日本人が優勝するように最大限のことをするんだ。ペケーノ(アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ)のベルトだって没収したしね。彼らはブラジル人が日本まで行って戦うとことの大変さを分かっていないんだ。たくさん練習して、日本で困難に直面してもそういった面はすべて無視されるんだ。彼らの対応にはがっかりするよ。