2006年7月10日
【キネブラ】セントラルステーション
ニッポ・ブラジルがお届けするブラジル映画情報。第2弾は、世界にブラジル映画の名を知らしめた『セントラルステーション』!
リオデジャネイロのセントラルステーションで読み書きのできない人に手紙の代筆業を営んでいるドーラのところに、ある日、少年ジョズエが母親を連れてやってくる。ジョズエはまだ見ぬ父親に会うことを夢見て、父親あての手紙の代筆をドーラに依頼する。しかしその直後、セントラルステーションを出たところでジェズエの母親が交通事故に遭い、死んでしまう。見るに見かねたドーラが嫌々ながらもジョズエを引き取ったことから、最終的にはジョズエの父親捜しに同行するはめに。そこから二人の旅、そしてドラマが始まる。
二人はリオデジャネイロを出て北東部地方に向かう。ジョズエは道中で今まで目にしたことのない様々な風景と出会う。ギスギスした都会の生活につかっていたドーラも旅路で起こった出来事に影響され、少しずつ優しい心を取り戻す。二人の間にあった距離、わだかまりはいつしか消え、やがて“親子”は強い愛情で結ばれていく。
他人同士である少年と中年女性が旅を通じ、心を通わせていく過程を描いたロードムービー。ブラジル映画史上初となる、ベルリン映画祭のグランプリを獲得したほか、同映画祭で主演女優賞(フェルナンダ・モンテネグロ)も受賞、世界にウォルター・サレスの名前を一気に広めた。
原題 Central do Brasil
監督 ウォルター・サレス
主な出演者 フェルナンダ・モンテネグロ
ビニシウス・デ・オリベイラ
マリリア・ペラ
ソイア・リラ