2007年5月24日
「カンヌは芸術映画の避難所」=ウォルター・サレス
ブラジルの巨匠ウォルター・サレス監督が、フランスで行われているカンヌ映画祭に出席した。エスタード・デ・サンパウロ紙の電子版が22日報じた。
同映画祭の60周年を記念し、世界の35人の有名監督によって制作されたオムニバス作品「To Each His Own Cinema」に参加したウォルター・サレスは、カンヌ映画祭について「違ったタイプの映画を発見できるいい機会だし、そういう映画を作ろうという気持ちにさせられる」と、出品作品から受けるインスピレーションに期待。また「監督主導で作る芸術映画を守るための避難所のようなところだ」と同イベントを表現し「ここでは監督主導の映画が存在する限り、これまでもこれからも存在し続ける各国の文化の違いをたたえ合うことができる」としたうえで「商業を省いても映画祭を開催することは可能だが、芸術映画を省いたら映画祭は成り立たない」と語った。
ウォルター・サレスは「To Each His
Own Cinema」で、他の監督同様3分の持ち時間の中、即興で歌を歌う2人のアーティストを主人公にした作品を発表している。