皇太子さま迎えて開園式
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Andreano Takahashi/NB
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Expo開会式場で説明する宮本コーディネーター
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完成間近の百周年広場
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準備万端のロンドリーナ
【NB編集部】パラナ州北部、ロンドリーナ市の日本移民百周年2大事業の準備が着々と進んでいる。5月17日、パラナ州日本移民百周年記念ロンドリーナ委員会は、サンパウロの日系メディアに対して事業の進行状況を説明した。同市では、日系文化博覧会のほか、6月22日(日)には、皇太子さまを迎えて日本移民百周年・中川トミ広場の開園式が予定されており、同市の実行委員会は事業の成功に自信を見せている。
ロンドリーナ市の2大プロジェクトのひとつ、日系文化博覧会「Expo Imin Londrina – A Exposição do Século, Exposição Internacional de Alta Tecnologia」は、18日から22日にかけて、同市中心部のParque de Exposições Ney Bragaで行われる。「世紀の博覧会」と銘打たれた同博覧会は、67万uの敷地内に「日本の伝統文化」、「現代文化」、「最先端技術」を紹介、巨大鳥居のほか、ボランティアが制作した1000個の七夕飾り、5000個の折鶴が会場を飾る。「日本の伝統文化」ではブラジルではもはやお馴染みとなった寿司、刺身などの日本料理、盆栽、生け花、茶道、陶器、着物、「現代文化」では、若者に人気のアニメ、マンガ、コスプレのほか、日系社会が牽引する太鼓やヨサコイ・ソーランが紹介される。また、「最先端技術」では、日本のロボットやデジタルテレビの最先端技術が見られるほか、日本が導入を働きかけている新幹線のバーチャル体験ができる。同委員会の宮本岩旺・総合コーディネーターは開催期間中の来場者数を30万人と予想しており、「開催期間中は、市内をはじめ近郊都市からも多くの人が訪れるだろう」と語った。18日の開会式には、2000人が踊りや太鼓、武道のショーを行うほか、北京五輪で唯一ブラジル企業として参加した花火業者のアトラクションが予定されている。委員会では2万人の来場を見込んでいる。
もうひとつの目玉、移民百周年・中川トミ広場は、同市の旧市街にある約10万uの土地に完成する。敷地内には造形作家の豊田豊氏が設計した高さ23メートルの記念モニュメントのほか、8メートルの巨大鳥居、6メートルの3連鳥居などが設置される。記念モニュメントは、日伯の融合を象徴するとともに、同市制施行以前に入植したの先駆者移民104人の顕彰プレートも設置され、まさしく移民メモリアル。設置はすでに完了しており、周辺の芝を整備する段階に入っている。広場全体でも工事は終了段階に近づいており、現在、昼夜を問わず100人以上が作業している。同委員会の吉井篤委員長は、進ちょく状況を説明しながら、「22日には皇太子さまとともに開園セレモニーを行うことができるだろう」と語った。
同市の百周年事業のテーマを「日系の統合と発展」とした同委員会。プロジェクトには日系・非日系限らず多くのボランティアが参加している。七夕飾りは市内の団体から、お年寄りから子どもに至るまでが協力、企業から無償提供された倉庫にはところ狭しと完成した飾りが置かれていた。また、市内の学校に呼びかけた折鶴プロジェクトには延べ3万3千人が参加したという。吉井委員長は、1988と98年に行われた80年祭、90年祭の経験が現在の百周年委員会に生かされていると強調するとともに、「日系社会だけではなくブラジル社会に広く開かれた事業になる」と話した。