着々と進むロランジアの百周年
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Acir/Divulgação
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期間中は街が日伯友好の場に(シュミレーション)
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【スージー・ムラカミ/NB】パラナ州北部に位置する地方都市、ロランジャ市は、パラナ州の日系コミュニティにおいて重要な場所だ。同市では官民ともに百周年を祝う準備が進んでいる。
日系人220家族、約600人が生活している同市。過去に行われた記念祭には、皇室をはじめ、日伯両国の要人が出席している。1978年に行われた日本移民70年祭には、当時のアルネスト・カイゼル大統領と皇太子夫妻(現・天皇皇后両陛下)、80年祭(1998年)には、ジョゼ・サルネイ大統領、アルバロ・ジアス州知事、日本からは秋篠宮殿下が出席した。90年祭には、フェルナンド・エンリケ大統領、ジャイミ・レルネル州知事、日本からは、当時外務大臣だった小渕恵三元首相が出席した。
今年の百周年は、市が中心となって記念式典を敢行する予定で、出席する来賓リストには、ルーラ大統領をはじめ、皇太子さま、日伯関係閣僚、在伯日本政府関係者、ロベルト・レキオン州知事などが挙がっている。式典には、およそ3万人が出席する予定。
同市で計画されている記念公園「夢」は、5万4千平方メートルの敷地内に劇場やスポーツ施設、移民史料館が建設される予定となっており、目玉として、第1回移民船笠戸丸の復元模型が展示される。同市のセルジオ・ドミンゲス事務局長は「(公園建設)計画の大きな目的は、日本移民史、移民が持ち込んだ日本文化、ブラジル社会への貢献を市民に広く知ってもらうことだ」と語る。また、2国間の友好関係を強める様々なプロジェクトがさらに活発になると話した。
市の商業関係者も百周年に期待している。ロランジア商業企業協会(Acir)のロベルト・ネグラン代表によると、商業分野でも百周年に関連する活動が活発になってきているという。昨年、Acrirは商店街の店主、従業員を集め、接客やサービスの向上を目的とした様々なトレーニングを行った。店頭も百周年イベントを意識して飾り付けられるという。さらにイベントの期間中は、月に1週間、営業時間を午後10時までとし「3月から6月まで、Acrir主導で商店主や従業員に対し、イベントをさらに盛り上げるため、イベントユニフォームの着用キャンペーンを実施する」(ネグラン代表)という。商店街の通りにも特別な飾り付けが施されるという。協会は、商店街と協力して、前年比売り上げ15%を目標としている。
着々と準備が進んでいるロランジャ市だが、式典などに参加するために同市を訪れる人が宿泊するホテルの数が不足する事態となっている。市内には3つのホテルと2つの宿泊施設しかなく、収容できる人数は300程度。そのため、市では、20キロ離れたマリンガ市や30キロ離れたロンドリーナ市など、近隣の市に協力を要請し、訪問者に対応するとしている。