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カーニバルに百周年が登場

カーニバルに百周年が登場

 リオ、サンパウロで日本移民テーマ

【NB編集部】ブラジル日本移民百周年の今年、ブラジルの一大イベントであるカーニバルでも日本移民をテーマにしたエスコーラが登場し、会場を盛り上げた。1日に開幕したサンパウロのカーニバルでは、ウニードス・デ・ヴィラ・マリアが「イラッシャイマセ、日本移民100年における文化と知恵のミレニアム」をテーマにパレードを構成、今年最大の5000人の出場者に加え、同じく最長130メートル級を含めた山車5台で会場を沸かせた。パレードには、2006年にサルバドールのシンボルとなった日本人ダンサーのユカチャンこと三浦友香さんをはじめ、多くの日本人、日系人が参加し、テーマに花を添えた。

 パレードは歌舞伎をモチーフにした先頭グループの後に高さ14メートルの巨大な鳥居を模った山車が登場。その後も笠戸丸、七福神、農業、テクノロジーをテーマにした巨大な山車が続き、アラ(隊列)では、芸者やサムライをはじめ、デカセギまでもテーマとなり、ブラジル人が思い描く日本が繰り広げられた。バテリア(打楽器隊)は上から見ると日の丸を模る趣向で日伯友好を印象付けた。

 日本でサンバを踊り、今回、友人の日系人からの招待でカーニバルに参加した三島ユキさんは「(日本人である)私を受け入れてくれたエスコーラの会長や皆さんに感謝です」と感動した様子だった。三島さんはアラを先導するダンサーとして日本仕込みのサンバを披露していた。

 3日に行われた2部リーグ(グルッポ・デ・アセッソ)では、プロヴァ・デ・フォゴが今年同じく百周年を迎えた沖縄移民に敬意を表し「日本移民100年、今年のプロヴァ・デ・フォゴは守礼の国『沖縄』」をテーマにパレードを披露した。守礼の門を模った山車を先頭に、沖縄の民族衣装をまとった踊り手たちが行進、三線を持ったり、空手の型を披露するアラもみられた。

 世界的に有名なリオデジャネイロでは、ポルト・ダ・ペドラが「丸(移民船の意)にパゴージあり! 日本移民100年」をテーマにパレードを繰り広げた。金閣寺を模った山車をはじめ、同地でも日本移民がブラジル社会に貢献したとされる農業など、様々な山車が登場した。また、ポルト・ダ・ペドラ以外にもテーマの中に日本のイメージを取り入れたエスコーラもあり、見どころ満載のカーニバルとなった。

Fotos: Nei Toledo

歌舞伎で先導(ヴィラ・マリア)

Andreano Takahashi/NB

太鼓も山車にわたった(ヴィラ・マリア)

Andreano Takahashi/NB

3日目には沖縄がテーマのチームも(プロヴァ・デ・フォゴ)

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