2007年7月18日
会計検査院に桜の記念植樹
[Angência Locais ]
ブラジル政府が設立した日本移民百周年祝典名誉委員会が、サンパウロ市の会計検査院に桜を植樹するプロジェクトを提案している。提案者は、ブラジル高等裁判所判事のマサミ・ウエダ(上田雅三)委員。同案はサンパウロ市会計検査院のアントニオ・カルロス・カルーゾ院長により承認されている。
記念植樹はイビラプエラ公園近くにある会計検査院ビル敷地内の庭園で行なわれる計画となっている。同敷地内では、2006年から桜の植樹が行なわれているが、これらの若い樹が来年6月に開催される移民百周年祭の期間に花をつけることを関係者は期待している。
桜の苗木はサンパウロ州のカンポス・ド・ジョルドン市より寄贈されている。同市はサンパウロ州内陸部に位置するヨーロッパ風な町並みと気候が特徴の観光地で、日系福祉施設もあり、多くの桜が植えられており、毎年8月には桜祭りが行なわれる。上田委員は、この記念植樹が百周年記念事業に盛り込まれるよう委員会に要請していた。
上田委員は、日系2世として初めて高等裁判所の判事に任命された人物で、サンパウロ州リンス市出身。同委員は「この任務に就けたことは大変名誉なことだと認識している。私が担当している分野で百周年記念祭の成功に貢献できるよう、また日系コミュニティーの役に立てるよう力を尽くすつもりだ。私の高等裁判所判事就任は私個人の力だけではなく、日本とブラジルのコミュニティーの融合の強さを表している」と語り、2国間の歴史における絆の強さを強調した。