Untitled Document ブラジルのクリスマスについて神父さんに聞いてみた

ブラジルのクリスマスについて神父さんに聞いてみた

 クリスマスはカトリック教徒の宗教イベント。ということで、サンパウロ市にあ るセー教会(Catedral da Sé)のレナット・カンジアネリ神父にブラジルのクリスマスについて聞いてきました。

Jin Yonezawa
セー教会のカンジアネリ神父がブラジルのクリスマスについて語った

Nippo-Brasil(以下NB):ブラジル人にとってクリスマスとは何ですか?
神父(Padre):ブラジルのカトリック教徒にとってクリスマスとは、キリストの誕生を祝い、同時に神が人々を救うためにキリストを送ったことを再確認する重要な日です。

NB:クリスマスに行われるミサ・デ・ガーロとはどんなものですか?
Padre:ミサ・デ・ガーロは、25日の午前0時から約2時間執り行うミサです。この時刻から私たちはクリスマスの宗教行事を始めます。ミサ・デ・ガーロと普段行うミサとに大きな違いはありませんが、クリスマスに執り行うという意味で、神の子イエス・キリストの誕生を謳った喜びのミサになります。セー教会でもミサは行われ、毎年多くの人が集まります。

Jin Yonezawa
「クリスマスはキリストの誕生を祝い、神に感謝する日」

NB:ミサの後、家族が集まって行われるクリスマスの晩餐(セイア・デ・ナタルCeia de Natal)について教えてください。
Padre:セイア・デ・ナタルは、ブラジルでは一般的なクリスマスの習慣で、家族が集まって食事をとり、クリスマスを祝います。セイアではクリスマスを祝うと同時に、家族が集まることでお互いの近況を語り合い、問題があれば一緒に解決するといった家族の親交と融和を深めます。

NB:ブラジルでは、家族以外の人、たとえば友だちや恋人と一緒にクリスマスを過ごすことはないのですか?
Padre:最近、ブラジルでも友だちや恋人と過ごす人たちがいますが、多くのブラジル人は家族と過ごすことを選択しています。それは、クリスマスが家族の親睦の場であるという認識に基づいているのでしょう。現在、核家族化や離婚の増加など家族を取り巻く状況は以前に比べて大きく変化していますが、それでもブラジルの伝統は生きていると思います。

NB:クリスマスで一番重要なことは何ですか?
Padre:私たちにキリストを仕わせてくれた神に感謝することです。

(インタビュー:2006年12月15日 セー教会)

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