サンパウロ市北東部に位置するカーザ・ベルデ区を活動するエスコーラ・デ・サンバ「Império
de Casa Verde/インペリオ・デ・カーザ・ベルデ」は、1994年創設の新興チームながら、2005、2006年のサンパウロのデスフィーレの最高のカテゴリー(Grupo
Especial)で2連覇を成し遂げた、目下、サンパウロ最優秀エスコーラだ。
それでも、室内にはエスコーラの今年のテーマ曲 “Glórias
e conquistas...A força do Império está no salto do tigre”
が大音量で繰り返し流れ、会場で配られた歌詞を見ながら歌う人、サンバのリズムに身をゆだねて体を動かす人など、思い思いにその場の雰囲気を楽しんでいた。
デスフィーレを指揮するジレトール・デ・アルモニア(Diretor
de Harmonia)のセルジーニョさんに「カーニバルはブラジル人にとってどんなもの?」という質問をすると、「1年に1度のカーニバルに参加することで、日々のストレスや苦しみを忘れられることが一番の大きな理由だね。カーニバルで着る衣装を買うために、1年間お金を貯める人もいる。カーニバルで歌って踊ることが僕たちにとって日常になって、さらにそれ以上になっているということさ」と答えてくれた。